私は日本農業新聞を購読しているんですが、2月6日の一面に、中晩かん(1月~5月ころに出荷される柑橘類)において、資材費の高騰などで高級路線が進み、高単価の品種が台頭しているという記事がありました。

https://www.agrinews.co.jp/news/index/134842

 

農作物はただ価格を上げると消費者の反発が強くて上げづらく、かといって今のように燃料費などの生産コストが上がると採算が取れなくなってきます。補助金などでそれを埋めることも多いですが、農業が補助金漬けになってしまうことにも批判があるところです。

 

ではどうするかという点については農家の方、JAの方、議員の方、消費者の方、それぞれいろんな意見があり、百家争鳴の感があります。ただブランド化によって高単価化を正当化し、消費者の方の反発を少なくするというは有望な選択肢の一つです。農水省もこれを推進するためいろんな政策を打ち出しています。

 

 ブランド化に際して必要なことの一つは、知的財産の保護です。商標権を保護したり種苗法上の権利を保護したりといったような。私も微力ながら、それらに寄与したいと考えるところではあります。