弁護士業・雑感
「死ね」とネットで書き込むと何罪が成立するのか
2024年3月4日 弁護士業・雑感
まず、人に「死ね」っていったり、ネットで書き込む行為、DMやメールなどで伝える行為は、被害者が自殺しなくても民事上不法行為となって損害賠償責任が発生する可能性が高いですし、悪質なケースの場合警察や検察が強引な解釈で逮 …
お金がないと破産が出来ない!?
地方で弁護士をしていると、多い仕事の一つが債務整理、特に破産です。個人の破産であれば借金について免責が得られ、かなり精神的に楽になります。 また法人の破産でも、法人の整理や並行して行う代表者の破産を通じて債務を免責させ、 …
カン違いしやすい法律用語18「横領」
2024年1月22日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
刑法という、犯罪と処罰を取り決めた基本法のような法律があります。司法試験でも当然勉強します。 怖いのは、刑法が古い法律だからか知りませんが、同じ言葉が全く違う意味で使われていることがあります。典型的なのは「横領」です。ち …
カン違いしやすい法律用語17「債権者」「債務者」
2023年12月7日 カン違いしやすい法律用語弁護士業・雑感
最近紛らわしくていやになる法律用語は「債権者」「債務者」ですね。 民法の授業だと人に対してなんらかの権利(お金だったり約務だったり)を請求できる人が「債権者」、人に対してなんらかの権利を実現する義務を負う人が債務者と説明 …
鶴岡東高校で消費生活法律授業の講師を務めさせて頂きました
2023年11月27日 弁護士業・雑感
少し前の話になりますが、11月15日に、鶴岡東高校で行われた消費生活法律授業で講師を務めさせてもらいました。 本当に、今の若い子供たちはいい子たちだな、と思います。学校で講師をさせて頂くこと、時々あるのですが、すれ違うと …
カン違いしやすい法律用語16「債務名義」
2023年11月21日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
特に依頼者の方などの説明に気を付けなければならない用語として「債務名義」があります。借金の名義みたいで、ぼんやり使うと混乱をまねくことがしばしば。 債務名義とは、民事執行法22条に列挙されている文書、すなわち強制執行 …