弁護士業・雑感
カン違いしやすい法律用語15「善意・悪意」
2023年11月14日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
紛らわしい法律用語、ずいぶん書いてきましたが、定番を忘れていました。「善意・悪意」です。 特に民事法の分野では「善意・悪意」は、ある事実を知らない・知っているという意味です。例えば欠陥があることについてについて善意と言え …
カン違いしやすい法律用語14「主義」
2023年11月6日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
法律用語で「主義」がつくものがいくつかあります。刑法の罪刑法定主義、民事訴訟法の処分権主義、弁論主義などです。 これも誤解を招きやすいネーミングで、SNSなどを見ていると素人の人が誤解しているケースを散見します。 通常、 …
カン違いしやすい法律用語13 土地改良区
2023年10月31日 弁護士業・雑感農業法カン違いしやすい法律用語
恥ずかしながら、弁護士になる前は「土地改良区」ってなんなのかよく分からなかったんですよね。東京の「練馬区」「江戸川区」みたいな区域を指しているのかと思っていました。 特定の区域を指す言葉ではなく、団体なんですよね。 …
フードテックや穀物メジャーが日本を脅かす?
日本農業新聞、勉強のために提起購読しているんですが、ちょっと前、10月3日の記事に、灯台の鈴木宣弘教授が、フードテックを利用した大企業の日本農業への進出に警鐘を鳴らす記事でした。(有料記事ですがhttps://www.a …
「食料・農業・農村基本法」の見直しと現場への具体的な影響について
私も農業法務を取り扱う者の端くれとして、農業法関係の資料を読み漁っているのですが、どうも農水省が進めている「食料・農業・農村基本法」の見直しを取り扱う(https://www.maff.go.jp/j/basicla …
カン違いしやすい法律用語12 「組合」
2023年10月11日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
紛らわしい法律用語はたくさんありますが、初学者のころも悩み、今もたまに混乱するものとして、「組合」があります。 法律を勉強したての人は民法の「組合」から勉強します。要するに、契約の当事者らが出資をして共同の事業を営む …
庄内小僧の休刊について
2023年9月26日 弁護士業・雑感
私もコラムを掲載させていただいたことのある庄内地方の情報誌、庄内小僧が休刊になるそうです(https://www.komi-shin.com/kozo/)。残念ですが、出版業界は不況とも聞きますし、仕方がないんでしょうか …
カン違いしやすい法律用語10「証拠方法」
2023年9月20日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
紛らわしい法律用語の一つとして、「証拠方法」があげられます。最近裁判所が公開している(https://www.courts.go.jp/saiban/syosiki/syosiki_minzisosyou/index.h …
カン違いしやすい法律用語9「ないし」
2023年9月6日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
ちょっと前までものすごく暑い日が続いて、稲刈りも前倒しで行われているようです。水不足の懸念もあったのですが、最近ちょっと雨が降っているので、それが庄内の農作物の恵みの雨になりますように。 私も暑い日が続きすぎて夏バテ気味 …
紛らわしい法律用語8「相続の放棄」
2023年8月25日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
亡くなった方に多額の借金がある場合、相続人は、借金や遺産の存在と、死亡の事実を知ってから3か月以内に「相続放棄」手続きを経ないと借金まで相続してしまいます。これが現行法上結構恐ろしい制度です。これは家庭裁判所に相続放棄申 …