山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。
コラム

カン違いしやすい法律用語

カン違いしやすい法律用語10「証拠方法」

紛らわしい法律用語の一つとして、「証拠方法」があげられます。最近裁判所が公開している(https://www.courts.go.jp/saiban/syosiki/syosiki_minzisosyou/index.h …

カン違いしやすい法律用語9「ないし」

ちょっと前までものすごく暑い日が続いて、稲刈りも前倒しで行われているようです。水不足の懸念もあったのですが、最近ちょっと雨が降っているので、それが庄内の農作物の恵みの雨になりますように。 私も暑い日が続きすぎて夏バテ気味 …

紛らわしい法律用語8「相続の放棄」

亡くなった方に多額の借金がある場合、相続人は、借金や遺産の存在と、死亡の事実を知ってから3か月以内に「相続放棄」手続きを経ないと借金まで相続してしまいます。これが現行法上結構恐ろしい制度です。これは家庭裁判所に相続放棄申 …

紛らわしい法律用語7 停止条件

夏季休業は終わり、通信も復旧しました。皆様ご迷惑をおかけしました。 法律行為の効力の発生をある事実の発生にかからしめる場合があります。例えば農地の売買については農地法の許可が出たら農地の売買契約が有効になりますよ、という …

間違いやすい法律用語7「経済法」

これは私だけかもしれませんが、司法試験司法試験科目になっている「経済法」という法分野は、ほとんど「独占禁止法」とその隣接分野を指します。経済一般の法分野という意味ではなく、例えば会社法は含まれません。大学院で履修しました …

カン違いしやすい法律用語6「プロバイダ責任制限法」

いまネットで話題沸騰中の発信者情報開示請求権の法的根拠、俗に「プロバイダ責任制限法」4条1項なのですが、このネーミングが若干誤解を招くな、と常々思います。立法経緯を考えるとしかたがないのですが、もともとこの法律は、さまざ …

カン違いしやすい法律用語5「婚姻費用」

離婚関係でカン違いしやすい法律用語と言えば、「婚姻費用」でしょうか。 大学の授業でも司法試験でもほとんど取り扱わない用語なので、恥ずかしながら私も弁護士になりたてのころはカン違いしていました。   法律用語で「 …

カン違いしやすい法律用語4「外為法」

今の日本では、輸出しちゃいけないもの、輸入しちゃいけないものがいろいろ細かく決まっています。その法令は多岐にわたりますが、その中心が「外為法」です。北朝鮮に兵器転用可能な物品を輸出したりして、逮捕されるニュースでたまに名 …

カン違いしやすい法律用語3「被告」

カン違いしやすい法律用語として有名なのは「被告」ですね。 ニュースなどだと刑事裁判で起訴されて裁判にかけられる人を「被告」と呼んでますが、これは誤用だと思います。 正しくは民事訴訟で訴えられる側のことを「被告」と言い、刑 …

カン違いしやすい法律用語2「相手方」

  カン違いしやすい法律用語として、以前に「請求の趣旨」「請求の原因」の記事を書きました。(https://www.m-s-lawoffice.net/miscellaneous-feelings/%e3%82 …

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