山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。
コラム

農業法

食料・農業・農村基本法と、にじみ出る戦争への危機感

農業法の勉強をしていると、やはり今行われている食料・農業・農村基本法の改正作業に触れている資料が多いです。食料・農業・農村基本法は農政の基本理念や政策の方向性を示す法律で、制定が平成11年ですから、そろそろ改正というのは …

カン違いしやすい法律用語13 土地改良区

 恥ずかしながら、弁護士になる前は「土地改良区」ってなんなのかよく分からなかったんですよね。東京の「練馬区」「江戸川区」みたいな区域を指しているのかと思っていました。   特定の区域を指す言葉ではなく、団体なんですよね。 …

フードテックや穀物メジャーが日本を脅かす?

日本農業新聞、勉強のために提起購読しているんですが、ちょっと前、10月3日の記事に、灯台の鈴木宣弘教授が、フードテックを利用した大企業の日本農業への進出に警鐘を鳴らす記事でした。(有料記事ですがhttps://www.a …

「食料・農業・農村基本法」の見直しと現場への具体的な影響について

  私も農業法務を取り扱う者の端くれとして、農業法関係の資料を読み漁っているのですが、どうも農水省が進めている「食料・農業・農村基本法」の見直しを取り扱う(https://www.maff.go.jp/j/basicla …

農産物の海外展開に伴う法務の重要性

数日前に、山形新聞で「鶴岡市 ロンドン市場開拓へ」という記事が掲載されているのを拝見しました。どうやら「ロンドン市場開拓チャレンジ事業」と銘打って、鶴岡産の農産物のPRするのを強化するとのこと。   鶴岡市の農産物のロン …

農産物のブランド化と弁護士にできること

私は日本農業新聞を購読しているんですが、2月6日の一面に、中晩かん(1月~5月ころに出荷される柑橘類)において、資材費の高騰などで高級路線が進み、高単価の品種が台頭しているという記事がありました。 https://www …

農水知財という分野

 農業法務の分野として弁護士の業界で興味を持たれている分野の一つに、いわゆる農水知財があります。特許や商標という知的財産法の、農林水産法への応用という分野です。    これは、農林水産業に携わる方々から見ると、重要だと実 …

農業法務の悩ましい面

当事務所では農業法務も取り扱っています。 私は実家が農家なので農業法務は好きなのですが、農業法務については、実務家として悩ましい面が3点あります。 1 法律問題が起きがちな身近な分野ではあるが、法分野としてはとても難しい …

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