山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。
コラム

カン違いしやすい法律用語

カン違いしやすい法律用語26「裁判」

今回取り上げるのは「裁判」という用語。日常用語だと手続全体を指す用語のように使われていますが、法律学ではそうではなく、そのなかでも裁判所や裁判官が下す「判決・決定・命令」だけを「裁判」と呼びます。特に民事訴訟法の分野だと …

まぎらわしい法律用語25「非弁提携」

今回違う用語を取り上げる予定だったんですが、SNSで話題になっていたので取り上げようと思います。確かに紛らわしい用語だな、と思いました。「非弁提携」です。SNSで、ネットの削除・開示請求サービスを、弁護士と提携して行いま …

カン違いしやすい法律用語24「口頭弁論」

カン違いしやすい法律用語として、あとはあげられるのは「口頭弁論期日」ですね。厳密にいうといろいろ意味がありますが、民事訴訟において裁判所の面前で口頭で審理手続が行われる日と定義されているようです。しかし、日本の民事訴訟は …

カン違いしやすい法律用語23 「調停成立」

  カン違いしやすい法律用語というより、カン違いしやすい手続というべきなのかもしれませんが、「調停成立」というのも誤解しやすいです。先に結論を申し上げると、調停は申立する方もされる方も、なるべく弁護士を代理人に立てたほう …

カン違いしやすい法律用語22「否認」

カン違いしやすい法律用語として、「否認」という用語もあります。カン違いしやすいというより、いろんなところで違う意味で用いられてたまにどの意味の否認なのか分からなくなることがあるのですね。  (うちの業界で)ポピュラーなの …

カン違いしやすい法律用語21「慰謝料」

法律相談などでもよく見かける相談として、「慰謝料請求できますか?」というものがあります。相談にいらっしゃるお客様だとそういうことはないんですが、ネットの法律相談だと、不快感を感じたら慰謝料請求ができると考えている方が結構 …

カン違いしやすい法律用語20「違法」「違法性」

法律相談で、「・・・・は違法ですか?」という質問は頻出ですが、いつも悩みます。「違法」もしくは「違法性」という言葉も、紛らわしい言葉の一つです。国語辞典で調べると、「法にそむくこと」であり、法律相談などで相談者の方も同じ …

カン違いしやすい法律用語19 「わいせつ」

前に紹介した「横領」よりも深刻な問題として捉えられているのが「わいせつ」概念です。刑法175条でわいせつ物頒販売罪が定められ、刑法176条で不同意わいせつ罪が定められています。最近の改正で刑法176条は不同意わいせつにな …

カン違いしやすい法律用語18「横領」

刑法という、犯罪と処罰を取り決めた基本法のような法律があります。司法試験でも当然勉強します。 怖いのは、刑法が古い法律だからか知りませんが、同じ言葉が全く違う意味で使われていることがあります。典型的なのは「横領」です。ち …

カン違いしやすい法律用語17「債権者」「債務者」

最近紛らわしくていやになる法律用語は「債権者」「債務者」ですね。 民法の授業だと人に対してなんらかの権利(お金だったり約務だったり)を請求できる人が「債権者」、人に対してなんらかの権利を実現する義務を負う人が債務者と説明 …

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