山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。
コラム

カン違いしやすい法律用語

紛らわしい法律用語7 停止条件

夏季休業は終わり、通信も復旧しました。皆様ご迷惑をおかけしました。 法律行為の効力の発生をある事実の発生にかからしめる場合があります。例えば農地の売買については農地法の許可が出たら農地の売買契約が有効になりますよ、という …

間違いやすい法律用語7「経済法」

これは私だけかもしれませんが、司法試験司法試験科目になっている「経済法」という法分野は、ほとんど「独占禁止法」とその隣接分野を指します。経済一般の法分野という意味ではなく、例えば会社法は含まれません。大学院で履修しました …

カン違いしやすい法律用語6「プロバイダ責任制限法」

いまネットで話題沸騰中の発信者情報開示請求権の法的根拠、俗に「プロバイダ責任制限法」4条1項なのですが、このネーミングが若干誤解を招くな、と常々思います。立法経緯を考えるとしかたがないのですが、もともとこの法律は、さまざ …

カン違いしやすい法律用語5「婚姻費用」

離婚関係でカン違いしやすい法律用語と言えば、「婚姻費用」でしょうか。 大学の授業でも司法試験でもほとんど取り扱わない用語なので、恥ずかしながら私も弁護士になりたてのころはカン違いしていました。   法律用語で「 …

カン違いしやすい法律用語4「外為法」

今の日本では、輸出しちゃいけないもの、輸入しちゃいけないものがいろいろ細かく決まっています。その法令は多岐にわたりますが、その中心が「外為法」です。北朝鮮に兵器転用可能な物品を輸出したりして、逮捕されるニュースでたまに名 …

カン違いしやすい法律用語3「被告」

カン違いしやすい法律用語として有名なのは「被告」ですね。 ニュースなどだと刑事裁判で起訴されて裁判にかけられる人を「被告」と呼んでますが、これは誤用だと思います。 正しくは民事訴訟で訴えられる側のことを「被告」と言い、刑 …

カン違いしやすい法律用語2「相手方」

  カン違いしやすい法律用語として、以前に「請求の趣旨」「請求の原因」の記事を書きました。(https://www.m-s-lawoffice.net/miscellaneous-feelings/%e3%82 …

カン違いしやすい法律用語「請求の趣旨」「請求の原因」

GWも終わりました。最終日やGW明け初日、とても寒かったですが、皆さま体調を崩されたりなどしませんでしたでしょうか。   最近は本人訴訟を頑張っていらっしゃる方からの相談もネット・リアルを問わず多くなりました。 …

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