山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。
コラム

カン違いしやすい法律用語

カン違いしやすい法律用語17「債権者」「債務者」

最近紛らわしくていやになる法律用語は「債権者」「債務者」ですね。 民法の授業だと人に対してなんらかの権利(お金だったり約務だったり)を請求できる人が「債権者」、人に対してなんらかの権利を実現する義務を負う人が債務者と説明 …

カン違いしやすい法律用語16「債務名義」

特に依頼者の方などの説明に気を付けなければならない用語として「債務名義」があります。借金の名義みたいで、ぼんやり使うと混乱をまねくことがしばしば。   債務名義とは、民事執行法22条に列挙されている文書、すなわち強制執行 …

カン違いしやすい法律用語15「善意・悪意」

紛らわしい法律用語、ずいぶん書いてきましたが、定番を忘れていました。「善意・悪意」です。 特に民事法の分野では「善意・悪意」は、ある事実を知らない・知っているという意味です。例えば欠陥があることについてについて善意と言え …

カン違いしやすい法律用語14「主義」

法律用語で「主義」がつくものがいくつかあります。刑法の罪刑法定主義、民事訴訟法の処分権主義、弁論主義などです。 これも誤解を招きやすいネーミングで、SNSなどを見ていると素人の人が誤解しているケースを散見します。 通常、 …

カン違いしやすい法律用語13 土地改良区

 恥ずかしながら、弁護士になる前は「土地改良区」ってなんなのかよく分からなかったんですよね。東京の「練馬区」「江戸川区」みたいな区域を指しているのかと思っていました。   特定の区域を指す言葉ではなく、団体なんですよね。 …

カン違いしやすい法律用語12 「組合」

  紛らわしい法律用語はたくさんありますが、初学者のころも悩み、今もたまに混乱するものとして、「組合」があります。 法律を勉強したての人は民法の「組合」から勉強します。要するに、契約の当事者らが出資をして共同の事業を営む …

カン違いしやすい法律用語11 「権利能力」

  法律用語では、法律上の権利義務の主体たる資格のことを「権利能力」といいます。これが法律学を勉強して違和感を持つネーミングでした。「権利能力」は自然人、すなわち人間には備えているものとされ、法律上も一定の要件を備えた団 …

カン違いしやすい法律用語10「証拠方法」

紛らわしい法律用語の一つとして、「証拠方法」があげられます。最近裁判所が公開している(https://www.courts.go.jp/saiban/syosiki/syosiki_minzisosyou/index.h …

カン違いしやすい法律用語9「ないし」

ちょっと前までものすごく暑い日が続いて、稲刈りも前倒しで行われているようです。水不足の懸念もあったのですが、最近ちょっと雨が降っているので、それが庄内の農作物の恵みの雨になりますように。 私も暑い日が続きすぎて夏バテ気味 …

紛らわしい法律用語8「相続の放棄」

亡くなった方に多額の借金がある場合、相続人は、借金や遺産の存在と、死亡の事実を知ってから3か月以内に「相続放棄」手続きを経ないと借金まで相続してしまいます。これが現行法上結構恐ろしい制度です。これは家庭裁判所に相続放棄申 …

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