弁護士業・雑感
カン違いしやすい法律用語24「口頭弁論」
2024年4月9日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
カン違いしやすい法律用語として、あとはあげられるのは「口頭弁論期日」ですね。厳密にいうといろいろ意味がありますが、民事訴訟において裁判所の面前で口頭で審理手続が行われる日と定義されているようです。しかし、日本の民事訴訟は …
カン違いしやすい法律用語23 「調停成立」
2024年4月6日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
カン違いしやすい法律用語というより、カン違いしやすい手続というべきなのかもしれませんが、「調停成立」というのも誤解しやすいです。先に結論を申し上げると、調停は申立する方もされる方も、なるべく弁護士を代理人に立てたほう …
カン違いしやすい法律用語22「否認」
2024年3月31日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
カン違いしやすい法律用語として、「否認」という用語もあります。カン違いしやすいというより、いろんなところで違う意味で用いられてたまにどの意味の否認なのか分からなくなることがあるのですね。 (うちの業界で)ポピュラーなの …
カン違いしやすい法律用語21「慰謝料」
2024年3月23日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
法律相談などでもよく見かける相談として、「慰謝料請求できますか?」というものがあります。相談にいらっしゃるお客様だとそういうことはないんですが、ネットの法律相談だと、不快感を感じたら慰謝料請求ができると考えている方が結構 …
カン違いしやすい法律用語20「違法」「違法性」
2024年3月18日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
法律相談で、「・・・・は違法ですか?」という質問は頻出ですが、いつも悩みます。「違法」もしくは「違法性」という言葉も、紛らわしい言葉の一つです。国語辞典で調べると、「法にそむくこと」であり、法律相談などで相談者の方も同じ …
「死ね」とネットで書き込むと何罪が成立するのか
2024年3月4日 弁護士業・雑感
まず、人に「死ね」っていったり、ネットで書き込む行為、DMやメールなどで伝える行為は、被害者が自殺しなくても民事上不法行為となって損害賠償責任が発生する可能性が高いですし、悪質なケースの場合警察や検察が強引な解釈で逮 …
お金がないと破産が出来ない!?
地方で弁護士をしていると、多い仕事の一つが債務整理、特に破産です。個人の破産であれば借金について免責が得られ、かなり精神的に楽になります。 また法人の破産でも、法人の整理や並行して行う代表者の破産を通じて債務を免責させ、 …
カン違いしやすい法律用語18「横領」
2024年1月22日 弁護士業・雑感カン違いしやすい法律用語
刑法という、犯罪と処罰を取り決めた基本法のような法律があります。司法試験でも当然勉強します。 怖いのは、刑法が古い法律だからか知りませんが、同じ言葉が全く違う意味で使われていることがあります。典型的なのは「横領」です。ち …