山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。
コラム

弁護士業・雑感

カン違いしやすい法律用語29「住民票」

このシリーズも29回目になってきましたが、今日取り上げるのは「住民票」です。いろいろな手続で住民票を取って頂くことがあるのですが、厳密にいえば市民が取れるのは「住民票の写し」です。 住民票の原本は住民基本台帳法に基づいて …

カン違いしやすい法律用語28「社員」

今日取り上げるカン違いしやすい法律用語は「社員」です。一般的には「社員」は、「従業員」の意味で使われることが多いように思います。 ただ、法律用語で「社員」と言った場合、それは従業員を示すのではなく、株式会社で言えば株主、 …

カン違いしやすい法律用語27「準備書面」

これはカン違いしやすい法律用語24とも絡むんですが、今回は「準備書面」を取り上げます。定義としては、民事訴訟において、当事者が口頭弁論で陳述しようとする事項を記載した書面とされています。 ただ法廷ではそれを読み上げること …

カン違いしやすい法律用語26「裁判」

今回取り上げるのは「裁判」という用語。日常用語だと手続全体を指す用語のように使われていますが、法律学ではそうではなく、そのなかでも裁判所や裁判官が下す「判決・決定・命令」だけを「裁判」と呼びます。特に民事訴訟法の分野だと …

まぎらわしい法律用語25「非弁提携」

今回違う用語を取り上げる予定だったんですが、SNSで話題になっていたので取り上げようと思います。確かに紛らわしい用語だな、と思いました。「非弁提携」です。SNSで、ネットの削除・開示請求サービスを、弁護士と提携して行いま …

カン違いしやすい法律用語24「口頭弁論」

カン違いしやすい法律用語として、あとはあげられるのは「口頭弁論期日」ですね。厳密にいうといろいろ意味がありますが、民事訴訟において裁判所の面前で口頭で審理手続が行われる日と定義されているようです。しかし、日本の民事訴訟は …

カン違いしやすい法律用語23 「調停成立」

  カン違いしやすい法律用語というより、カン違いしやすい手続というべきなのかもしれませんが、「調停成立」というのも誤解しやすいです。先に結論を申し上げると、調停は申立する方もされる方も、なるべく弁護士を代理人に立てたほう …

カン違いしやすい法律用語22「否認」

カン違いしやすい法律用語として、「否認」という用語もあります。カン違いしやすいというより、いろんなところで違う意味で用いられてたまにどの意味の否認なのか分からなくなることがあるのですね。  (うちの業界で)ポピュラーなの …

カン違いしやすい法律用語21「慰謝料」

法律相談などでもよく見かける相談として、「慰謝料請求できますか?」というものがあります。相談にいらっしゃるお客様だとそういうことはないんですが、ネットの法律相談だと、不快感を感じたら慰謝料請求ができると考えている方が結構 …

カン違いしやすい法律用語20「違法」「違法性」

法律相談で、「・・・・は違法ですか?」という質問は頻出ですが、いつも悩みます。「違法」もしくは「違法性」という言葉も、紛らわしい言葉の一つです。国語辞典で調べると、「法にそむくこと」であり、法律相談などで相談者の方も同じ …

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