山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。
コラム

弁護士業・雑感

地方の何でも屋弁護士のジレンマ

弁護士業務には日々修練に励んでいるつもりですが、それでも私にも得意分野・不得意分野というのはどうしても出てきます。弁護士であれば私だけではないはずです。 弁護士は医師のように分野ごとの細分化はされていないので、都市部でも …

新しい財産開示制度とその実効性

損害賠償請求権や売買代金請求権などの債務を支払わない人に対しては、訴訟を経て判決をとり、強制執行をするということがよくあります。ただ、今の法律上、強制執行をするには債権者が、債務者の財産(預貯金や不動産など)を特定しない …

初見の方からの予約なしの電話相談

私も法律相談サイトで回答していると、質問した方と思しき方から当事務所へ、「質問した件でちょっと聞きたいんだけど」という電話をちらほら頂くことがあります。法律相談の予約や顧問先の方からのお電話なら大歓迎ですし、既に依頼され …

電話相談・facetime相談開始します

新型コロナウィルスの影響を受け、当事務所では電話や、アプリのfacetimeによる法律相談を現在受け付けています。 ただ予約制ですし、通常の法律相談と同じく相談料を頂戴します。お電話でご予約の時に、電話相談かfaceti …

当事務所の夏季休業について

当事務所は8月12日(金)~8月17日(水)まで、夏季休業となります。 御理解のほど、よろしくお願いします。  

ネット名誉毀損・侮辱表現のボーダーラインはあいまい

以前、ネット名誉毀損と文脈の重要性についての記事を掲載致しましたが、実は、ネットの名誉毀損・侮辱の問題には他にも難解な問題があります。 それはどこまで許されるのか、というのがそもそもはっきりしていないということです。 最 …

子どもを連れて別居を始める「連れ去り」が未成年者略取誘拐になるか

最近は、特にSNSで、子どもを連れて別居を始めることを「連れ去り」とし、未成年者略取誘拐罪が成立すると嬉々として述べる意見を見ます。 それに影響されたのか、各種法律相談サイトでも、「子どもを連れ去られました。未成年者略取 …

ネット名誉毀損・発信者情報開示と「文脈」

各種法律相談サイトで相談に対する回答をさせて頂いておりますが、最近はネットやSNSでの名誉毀損や発信者情報開示に関するご相談がとても増えているように感じます。 その中で多いのが、特定の文言を書き込むと名誉毀損や侮辱に当た …

相続放棄してもまとわりつく法的義務

日々職務を行っていると、親が借金を抱えたまま亡くなった、借金を支払わないといけないか、という相談などをよく受けます。その際、家庭裁判所で相続放棄をすれば、借金は支払わなくて大丈夫、というお話をさせて頂きます。 ただ親が不 …

通帳取られたからといって中のお金が取られたわけではない

 弁護士として業務をしていると、よく次のようなお話をする方に出会います。「子どもに私の通帳を持って行かれてしまった。通帳を取り返すにはどうしたらいいか」「親族が自分の通帳を管理している。だから自分のお金が引き出せない」と …

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