山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。

コラム

「死ね」とネットで書き込むと何罪が成立するのか

  まず、人に「死ね」っていったり、ネットで書き込む行為、DMやメールなどで伝える行為は、被害者が自殺しなくても民事上不法行為となって損害賠償責任が発生する可能性が高いですし、悪質なケースの場合警察や検察が強引な解釈で逮 …

お金がないと破産が出来ない!?

地方で弁護士をしていると、多い仕事の一つが債務整理、特に破産です。個人の破産であれば借金について免責が得られ、かなり精神的に楽になります。 また法人の破産でも、法人の整理や並行して行う代表者の破産を通じて債務を免責させ、 …

遺産分割と葬儀費用

遺産分割を受任させて頂くにあたり、葬儀費用の取り扱いは悩ましい問題の一つです。葬儀費用って多くの方が支出する基本的なことなのに、誰が負担するかすら学説・判例上一致していないことに、弁護士になり立ての頃は驚きました。法律っ …

食料・農業・農村基本法と、にじみ出る戦争への危機感

農業法の勉強をしていると、やはり今行われている食料・農業・農村基本法の改正作業に触れている資料が多いです。食料・農業・農村基本法は農政の基本理念や政策の方向性を示す法律で、制定が平成11年ですから、そろそろ改正というのは …

カン違いしやすい法律用語19 「わいせつ」

前に紹介した「横領」よりも深刻な問題として捉えられているのが「わいせつ」概念です。刑法175条でわいせつ物頒販売罪が定められ、刑法176条で不同意わいせつ罪が定められています。最近の改正で刑法176条は不同意わいせつにな …

カン違いしやすい法律用語18「横領」

刑法という、犯罪と処罰を取り決めた基本法のような法律があります。司法試験でも当然勉強します。 怖いのは、刑法が古い法律だからか知りませんが、同じ言葉が全く違う意味で使われていることがあります。典型的なのは「横領」です。ち …

新年のご挨拶

皆様、新年あけましておめでとうございます。 当事務所も本年、精一杯職務に努めますので、よろしくお願いいたします。   本年は、元日に能登半島地震があったり、飛行機事故があったりと大変なスタートになってしまいました。令和6 …

年の瀬を迎えて

お知らせに記載した通り、この年末年始は12月28日~1月3日と、1月5日にお休みを頂戴します。ご理解賜れば幸いです。   気づけば、おかげさまで私が弁護士になってちょうど15年になりました。新人の頃は弁護士15年目なんて …

司法IT化の恩恵

司法のIT化も進み、当事務所でも民事訴訟はMicrosoft teams というアプリを使ったテレビ会議システムが、家事調停は電話会議での参加が多くなってきました。遠方に提訴したりされたりしても手続きへの参加が容易になり …

カン違いしやすい法律用語17「債権者」「債務者」

最近紛らわしくていやになる法律用語は「債権者」「債務者」ですね。 民法の授業だと人に対してなんらかの権利(お金だったり約務だったり)を請求できる人が「債権者」、人に対してなんらかの権利を実現する義務を負う人が債務者と説明 …

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