山形県鶴岡市の弁護士事務所・佐藤充崇法律事務所です。

コラム

カン違いしやすい法律用語19 「わいせつ」

前に紹介した「横領」よりも深刻な問題として捉えられているのが「わいせつ」概念です。刑法175条でわいせつ物頒販売罪が定められ、刑法176条で不同意わいせつ罪が定められています。最近の改正で刑法176条は不同意わいせつにな …

カン違いしやすい法律用語18「横領」

刑法という、犯罪と処罰を取り決めた基本法のような法律があります。司法試験でも当然勉強します。 怖いのは、刑法が古い法律だからか知りませんが、同じ言葉が全く違う意味で使われていることがあります。典型的なのは「横領」です。ち …

新年のご挨拶

皆様、新年あけましておめでとうございます。 当事務所も本年、精一杯職務に努めますので、よろしくお願いいたします。   本年は、元日に能登半島地震があったり、飛行機事故があったりと大変なスタートになってしまいました。令和6 …

年の瀬を迎えて

お知らせに記載した通り、この年末年始は12月28日~1月3日と、1月5日にお休みを頂戴します。ご理解賜れば幸いです。   気づけば、おかげさまで私が弁護士になってちょうど15年になりました。新人の頃は弁護士15年目なんて …

司法IT化の恩恵

司法のIT化も進み、当事務所でも民事訴訟はMicrosoft teams というアプリを使ったテレビ会議システムが、家事調停は電話会議での参加が多くなってきました。遠方に提訴したりされたりしても手続きへの参加が容易になり …

カン違いしやすい法律用語17「債権者」「債務者」

最近紛らわしくていやになる法律用語は「債権者」「債務者」ですね。 民法の授業だと人に対してなんらかの権利(お金だったり約務だったり)を請求できる人が「債権者」、人に対してなんらかの権利を実現する義務を負う人が債務者と説明 …

鶴岡東高校で消費生活法律授業の講師を務めさせて頂きました

少し前の話になりますが、11月15日に、鶴岡東高校で行われた消費生活法律授業で講師を務めさせてもらいました。 本当に、今の若い子供たちはいい子たちだな、と思います。学校で講師をさせて頂くこと、時々あるのですが、すれ違うと …

カン違いしやすい法律用語16「債務名義」

特に依頼者の方などの説明に気を付けなければならない用語として「債務名義」があります。借金の名義みたいで、ぼんやり使うと混乱をまねくことがしばしば。   債務名義とは、民事執行法22条に列挙されている文書、すなわち強制執行 …

カン違いしやすい法律用語15「善意・悪意」

紛らわしい法律用語、ずいぶん書いてきましたが、定番を忘れていました。「善意・悪意」です。 特に民事法の分野では「善意・悪意」は、ある事実を知らない・知っているという意味です。例えば欠陥があることについてについて善意と言え …

カン違いしやすい法律用語14「主義」

法律用語で「主義」がつくものがいくつかあります。刑法の罪刑法定主義、民事訴訟法の処分権主義、弁論主義などです。 これも誤解を招きやすいネーミングで、SNSなどを見ていると素人の人が誤解しているケースを散見します。 通常、 …

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